PCAは、日本とオーストラリアを繋ぐ、「Academic」と「Wellbeing」に特化した教育機関です。

PCA (ピラティス・コーディネーション・アカデミー)

Pilates Coordination Academy

【学校名の由来】
PCAは、2016年に銀座にて、オーストラリア政府認定のピラティス学位を取得する日本唯一の養成学校として開校しました。そのため、事業が多角化した現在でも、「Pilates」を学校名の冠として引き継いでいます。
Coordinationは、Pilatesで達成する技術のひとつですが、筋肉を共同作業させることを意味します。この言葉には、「組み合わせて融合する」、「協調し調整する」という意味もあります。身体と心が整うハーモニーが聞こえ、美しい花が咲き誇り、天地の恵に感謝するAcademyに成長させたい、という意味を込めました。

【学校の理念】
「共に駆け抜ける。」
ノウハウだけを教えるのでは実力は身につきません。意欲のある本気な人の目標の達成や夢を実現するために、できるようになるまで付き添い、次のステージに導くことを理念に掲げています。

建学の精神

Globalに物事を捉えることと、健康促進は、私たちが今突入していっている新時代に必須の課題となります。「共に駆け抜ける」をモットーに、あなたの成長を最大限にサポートします!

  • 悲観的ではなく客観的に見て、現在日本という国は危機的であると断言します。これは、4人に1人が高齢者という超高齢社会を迎えたことで、 それに伴う医療費や介護費が年々増加していることが大きな要因であり、この傾向はどんどん加速していきます。(増税がある前までは)医療費と国の税収がほとんど同額まで上がりました。つまり、国の全収入を医療に充てて、ようやくトントンという状況でした。当然国の運営は「健康」だけではないため、国債をあてて予算を倍増していた結果、 世界一の借金大国になってしまいました。

    これに対して、小手先の解決策はありません。例えば、「高齢者の定義を変えることで、年金受給や保険料を減らす」などの方法が苦肉の策であるのは理解できますが、根本的な解決策にはなり得ません。私は、この状況を解決する希望の光は「効果的な運動療法により、予防を推進し、リハビリ効果を向上すること」にあると思います。怪我や病気を未然に防ぎ、万一体調を壊してしまった場合は、根本的に体質を改善していくことで、健康寿命延伸に繋がり、医療費や介護費も削減できる可能性があります。

    さらに…2020年、世界がひっくり返るようなことが起きました。コロナウイルスによって、世界全体のパラダイムが変化せざるを得ない状況になってきました。もちろん、多くの人たちが直接的、あるいは間接的に被害を受けて不安を抱えていることと思います。健康面に関しては、ウイルスの感染に一区切りがついた頃に、それこそ第二波として様々な問題が生じてくることが懸念されています。例えば、シニア層の体力と認知力が、自粛生活の中でどのような影響を受けたのか?この点については、コロナ以外の面からさらなる医療の切迫が始まることは、当然に予想されることです。

    そこで、私が自信を持って薦めたいのが、本校で学べるピラティスです。ピラティスは、ドイツ発祥で、もともとリハビリのために生まれた運動で、病院のベッドでピラティスを始めたことが、 リフォーマーやキャデラック(ピラティスで使用する器具)の開発に繋がっています。つまり、シニアの方に適した安全な運動と言えます。しかし、現状こうしたピラティスを体系だってシステマティックに学べる場所は少なく、各先生の独自のセオリーや経験則に基づいたメソッドが乱立しています。

    私が本校をお勧めする理由は、本校で学ぶピラティスは運動療法の先進国であるオーストラリアで実践されてきた、体系だったシステムに基づくメソッドだからです。このシステムを日本に導入するにあたり、オーストラリアのメルポルンにあるNational Pilates Trainingのカトリナ先生から全面的な協力を得てきたことも本校の特色です。このプログラムを日本で学びながら、「超高齢社会における健康寿命延伸のための予防医療と効果的なリハピリ」これを実現するというのが、本校に懸ける私の思いの一つです。

    また、PCAの新たな取り組みとして、ピラティス以外にも海外で学べる様々なスキルや資格を日本に紹介したく思っています。ある意味コロナのために、世界が同時に準鎖国状態に入っている昨今ですが、一方でオンライン・コミュニケーションを多くの人たちが活用するようになってきました。PCAでも、ピラティスの技術や集客方法をオンラインで効果的に行う方法はもとより、皆様が主体的にグローバルな活躍をするための英語教育も開始します。英語教育に関しては、私自身が10年以上留学生を支援してきた実績に基づくもので、実際に海外に行きづらいながらもオンラインを活用することで、実はより気軽に留学経験ができる今にこそ、強いニーズがあると感じています。冒頭でも申し上げた通り、コロナのために時代のパラダイムシフトが起こっている真っただ中に私たちはいます。日本で考えれば、終戦・明治維新などに並ぶ大きな変換期です。そして、こういう時には必ずグローバルに活躍した人材が後の時代を作ってきたという史実があります。

    当然、皆さま千差万別の思いをもって、本校に興味をお持ちいただいていると思います。本校が、皆さまの求めるものを提供でき、一緒に夢を実現できる場にしていけたら本望です。
  • es
    ビクトリア大学 ISEALバイオメカニクス博士研究員
    Supervisor 長野放 Dr Hanatsu Nagano

    Profile

    北九州市生まれ。アメリカ留学を経て、メルボルンのビクトリア大学に「スポーツ医学·健康科学」専攻で入学。優等学位に推薦され最高成績で修了。高齢者の歩行分析の論文が「最優秀大学賞」を受賞。オーストラリア政府より「国際博士研究奨学全Jを獲得。博士過程では、体のバランスと歩行機能を向上するインソール(ISEAL VU)を開発し、大学の知的財産として国際特許を取得。
    Global Awards よりMost Innovative New Product in the World賞を3年連続で受賞。Global Healthcareに殿堂入りを果たす。こうした功績が称えられ、2019年にはビクトリア大学から学長賞を得る。ISEAL VUを導入した履物は総計60万足以上販売されている。また、近年では最新のロボティクステクノロジーから神経難病のリハビリに対して、オーストラリアと日本の両国において活動中である。さらに、オーストラリアの政府認定教育機関と連携し、日本人の語学向上を目指したオンライン留学も2023年より始動。

    Dr. Hanatsu 開発「ISEAL VU」オンラインにて絶賛発売中!

「超高齢社会における健康寿命延伸のための予防医療と効果的なリハビリ」
ピラティスをシステマティックに学べるPCAで、一緒に夢を実現させましょう。

  • ジョセフ・ピラティスが考案した原理に基づくメソッドを深く理解し、解剖学・生理学・身体力学に関する高度な知識や、クリニカルな現場で実施されてきたピラティス・メソッドをシステマティックに学べるPCA。生徒の抱える悩みを共に解決し、理想の未来に導く学校として繁栄させたいと、心を込めて育てて参りました。

    ピラティスと出会った当時の私は、中学受験の進学塾や高等学校にて頭脳教育に携わる一方で、クラシックバレエの指導を通して身体教育にも尽力していました。身体教育を追求する上で、動きをシステム化したピラティスに出会い、大きな可能性を感じ、本格的に学び深めて参りました。

    今では、ピラティスの指導者養成に携わり25年以上になります。現在、こうした理論や技術が、繊細なコントロールが必要なプロのバレエダンサーやアスリートに役立つことができていることを嬉しく思っています。PCA主宰として、ピラティスを国内外に伝えていく機会に恵まれていることを深謝しています。

    PCAの特徴は、「研究」・「起業」・「グローバル」の『3つの柱』を掲げていることです。

    【研究】修士課程では、ピラティスが後期高齢者の健康に与える効果について研究しました。博士課程では、行政事業へのロボット導入といった健康システムの開発・普及を研究し、現在、ビクトリア大学と筑波大学の共同研究を通して、健康システムの技術移転・輸出の研究を行っています。
    こうした科学的根拠の構築が、業界全体の底上げとなり、将来的にはピラティスをオーストラリアのような国家資格へと繋げていければ本望です。PCAで学ぶ生徒達が、学術学会でピラティスについて発表する機会を作ることも私の夢の一つです。その準備として、月一度「ピラティス研究会」を開催して、最新のエビデンスに基づく理論の整理と現場への実践を重ねています。

    【起業】祖母や父の影響を受けて、高校時代から起業準備をし、経営を開始してから25年以上が経過しました。そうした中、ピラティスを通して、起業家を育成・支援するといった社会貢献に取り組みたいと考えてきました。
    近年はOnlineを活用して、多くの資金を投じることなく自宅にて事業を始められる環境が整っています。Digital Marketingコースでは、生徒の皆さんがご自分のビジネスが美しく循環するシステムを構築できるまで、「共に駆け抜ける」ことをモットーに、起業を支えています。

    【グローバル】人生を「グローバル」に開花させていくことを、大切にして来ました。幼少期を海外で過ごしてきたため、「日本」を大切に思うのと同じように、世界中を公平な目で見て平和を実現したいという思いがあります。世界中の人達にピラティスを提供するために、私は世界クルーズの中でピラティスを指導することをライフワークとしています。また、国際学会での発表や、海外での共同研究や共同事業を通じて、語学が自分自身の世界と可能性を広げることを実感してきました。PCAでは、放博士と共に豊かな経験に基づく英語教育もオーストラリア政府認定機関と協働で行っています。「グローバル・コミュケーション」をキーワードに、国際的に活躍できる人材を育ててまいります。
    社会に貢献する人材育成にお役に立てるよう、邁進してまいります。
  • es
    PCA (Pilates Coodination Academy)
    Organiser 更科枝里 Dr Eri Sarashina

    Profile

    幼少期を海外にて過ごす。筑波大学大学院にて博士号取得。在学中、大学院の派遣によりオーストラリアのビクトリア大学にてバイオメカニクスを修学。
    日本が抱える社会問題である「超高齢社会」に伴う健康寿命延伸に貢献するため、行政をフィールドに健康事業変革にむけた研究を重ねてきた。
    2023年、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)の「新たな国際頭脳循環モード促進プログラム」に採択され、日本の技術を海外へ紹介し、海外の技術を日本に導入し、それらを掛け合わせた、より良いシステムを構築し続けている。
    最新の研究を取り入れた独自の歩行機能・認知機能向上エクササイズ「ピタゴ」を開発(商標:登録第5602716号)。ピラティスなどのマスタートレーナーとして、900人以上のインストラクターを養成。2017年、筑波大学発ベンチャーである株式会社Global Wellbeingを創設。プロのバレエダンサーやアスリート、芸能人のコンディショニングに携わる他、企業や世界クルーズ船にゲストとして招かれ、健康と運動に関する講演・指導に従事している。
  • ke3
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